はじめに・DCエリア酒事情

アメリカでは酒類の販売に関しては州毎に法律が定められており、地域によって扱いが異なります。バージニア州では、スーパーマーケットやコンビニでもワインやビールを扱っているので簡単に手に入りますが、ウィスキーなどのハードリカー類は、Alcoholic Bevarage Control(通称ABC)という州が管理・運営する店でしか手に入れることができません。メリーランド州の場合は更に厳しく、アルコール度の低めのビールやワインなどでもライセンスのある酒屋でしか買えません。またハードリカー類は、Montogomery Countyの場合、Department Liquor Controlに行くことになります。

因みに、この辺りでビールまたはワインを買う場合はCOSTCOが安くてお勧めです。特にワインは人気路線が厳選されており、価格も他より2割ほど安くなっています。COSTCO以外でワインを買うなら、種類の多さでいえばTOTAL WINE、選びやすさでいえばBest Cellars、こだわりの1本を見つけたいならARROWINEがお勧めです。また、グロッサリーストアのTrader Joe'sでは、5ドル前後の手軽なテーブルワインを中心に扱っています。

尚、買い物に行くときは必ずIDを持参しましょう。


各種のビールが並ぶバージニア州内のスーパー。因みにウィスコンシン州にビール工場が多いのは、開拓時代にドイツから多くの人が移住してきたため。 誰でもわかるアメリカの歴史
 最終更新日:2005年7月1日(金)