PGA(Professional Golf Association)のツアートーナメントのうち、DCエリアで唯一開催されるのがBooz Allen Classic(2004年に改称。旧Kemper Open)です。マサチューセッツ州SuttonにあるPleasant
Valley Country Clubにて第1回目が開催されたのは1968年のことで、このとき優勝したのがArnold
Palmerでした。当時の優勝賞金は30,000ドルで、この勝利が彼のプロとしてのキャリアを大きく吊り上げ、PGA
Tourの賞金王として世界にその名を馳せることになったのです。
トーナメント会場はその後ノースカロライナ州へと移転し、1980年から1987年まではメリーランド州BethesdaのCongressional
Country Clubにて開催。その後メリーランド州Potomacの閑静な住宅街の中にあるTPC at Avenelにて会場を移し、現在に至ります。(2005年はTPCの改修工事のため暫定的にCongressional
CCにて開催予定)
過去にはGreg NormanやDavid Duval、Phil Mickelson等の有名選手の出場実績がありますが、特に2004年はUS
Openの翌週というスケジュールだったこともあり、超メジャーな選手はいませんでした。毎年数名の日本人選手が出場しますので、彼らの活躍を応援したいです。
チケットの購入はオンラインもありますが、現地で直接購入する方が手数料分お得です。最終日は非常に混雑しますが、プラクティスラウンドはすいている上にチケットも安く、選手との交流や写真撮影も自由ですので、プレーを見るだけとは違った楽しみ方ができてお勧めです。
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