残念ながら現在ワシントンDCにはメジャーのチームがなく、DCエリアの人たちは隣接州メリーランドにあるBaltimore
ORIOLESを応援してきました。ところが2004年9月、DCエリアの野球ファンに朗報がもたらされました。DCがメジャーリーグの誘致に成功し、新しいチーム（現Montreal
Expos）が誕生することになったのです。新チームは早速来シーズン（2005年）からDCを本拠地として試合に挑みますが、新球場が完成する2008年まではRFK Stadiumを暫定球場として活動するようです。
 一方Baltimore ORIOLES（ボルチモア・オリオールズ）は、メリーランド州Baltimore（DCエリアからは車で約1時間）にあるCamden Yard（カムデンヤード）に本拠地を置き、1901年の創設以来地元メリーランド州だけでなくバージニア州やワシントンDCなどの隣接地域にも多くのファンを抱える伝統的なチームです。メジャー史上24人目の通算3000本安打（通算404本累打、3000本安打としては史上7人目）を達成し2001年に引退、野球殿堂入りが確実視されているCal Ripken Jr.が活躍したチームでもあります。シーズンは4〜10月で。期間中は何日かファンデーが設けられ、オリジナルグッズが配布されます。
Camden Yardへ車で行く場合（Direction）は、球場付近の駐車場が12ドル前後（2004年現在）で利用可能です。電車の場合は、DCのUnion Stationから球場近くのCamden stationまでMARC（Camden Line/月〜金のみ）を利用、またはAmtrak（Baltimore Penn StationからLight Railに乗り換えCamden Yards下車）が便利です。
チケットの購入は、オンライン（Ticketmaster）またはDCのダウンタウンにあるOrioles Storeが便利でしょう。
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| （写真上）カムデンヤードで出迎えてくれる野球の神様Babe Ruth（ベーブ・ルース）。ボルチモア出身で、球場近くの彼の生家は現在博物館となっている （写真中）カムデンヤード （写真下）OriolesマスコットのThe Bird。チーム名のOriolesはメリーランド州鳥のOriole（ムクドリ）が由来で、黒とオレンジの色が特徴的。チームロゴにも使われている。 |
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